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海外からみてわかる ── 日本の報道関係者ほんとうはバラク・オバマのことなどほとんど何も知っていないだろう!

今日の記事の題名を思いついたのは、日本では何が起きているのかなと思ってのぞいて見たこんな記事

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000055-jij-int

はっきり言って、アメリカではこんなことまったく、全然、どこのどの局でも「話題」にはなっていません。[ヤフーのサイトからは削除されたので、付言しておきます。この記事は、ナンシー・レーガンが占星術に凝っていたことを茶化して批判され、オバマがレーガンに謝罪したことを初の舌禍だとして報道しています。しかし、こんな舌禍、アメリカではほとんど報道されていません。報道されたのは、ほんの一瞬。その一瞬のあいだ、この報道を配信した時事通信の記者はテレビをつけていたのでしょう。そうして日本からの督促に応じて、急いであり合わせの記事を送ったのでしょう。あほらしい]

誰だ、この記事配信した記者は?

時事通信もついにイエロー・ジャーナリズムの仲間入りか?

何もわかっていないから、こんな記事を書く。

しかし、これが次期アメリカ大統領の最初の記者会見、しかもこんな世界情勢、こんな経済情勢のときに書くことかね…

もう一度言おう、何もわかっていないから、こんな記事を書く。

We as a people will get there の there が一体どこかわからなかったのは問い詰めないとしても(調べればわかるし、そう、あの日、シカゴのグラント公園にいてまじめに取材すれば教えてくれたよ、きっと)、知らないところ、それでも何か言わなくてはいけないところを「アホ記事」で濁すのはいかがなものかな…

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2008年11月08日 16:17に投稿されたエントリーのページです。

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